Jリーグアワード

ダゾーンでJリーグアワード受賞式をやるというので、お兄さんと嫁さんと3人で見た。

ピザとコーラとコタツと、家の掃除を準備して、お兄さんを出迎える。

受賞式については、フロンターレの優勝をあれだけ喜んでいながら特に気に止めることもなくて、うながされるまま、あまり分かっていないまま見始めたのだが、見てよかった。後から考えると優勝して受賞式に興味がないとか、自分らしくて嫌になるのだが。

フロンターレの選手は、優勝したので全員参加したし、中村憲剛のスピーチは、15年いろいろ悔しい思い、何度もあと一歩のところで届かず2位、もう現役では優勝出来ないんだと思った気持ち、聞いていて涙が出そうになった。

小林悠も最後、自身初のハットトリックでチームを逆転優勝に導き、更に得点王も逆転して掴み取るという快挙だったのだが、今まで怪我で離脱を繰り返し決して報われてるとは言えない選手生活だったことを改めて本人の口から聞くと、やはり泣けてきた。

喜びや悔しさやつらさ、みんなが持っている感情を勝者は語れる資格をもっている。勝者は素直に語ることで、喜びは大きくなり、傷は癒され、トラウマは昇華される。その姿は、見ている僕たちの傷も癒し、深い気持を揺り動かす。

来シーズンも、もう一度歓喜することができるだろうか。20年に1度のラッキーか、それとも成熟したチームが常勝軍団になるか。

憲剛と来年も喜べたらいいな

南無 合掌